クラウド保守とは?業務内容とベストプラクティス、保守会社15選!

AWS保守

クラウド環境の安定運用に欠かせないのが「クラウド保守」です。システムの監視やトラブル対応、セキュリティ対策まで、その内容は多岐にわたります。

本記事では、クラウド保守の基本的な役割やベストプラクティス、自社対応との違い、外注時の注意点までをわかりやすく解説し、企業にとって最適な運用体制を見つけるためのヒントをお届けします。また、クラウド保守サービスを提供しているおすすめの会社15社も紹介しています。

クラウド保守導入をご検討の際は、多くの実績がある株式会社テクノプロへご相談ください。それぞれの目的に合ったクラウド保守をご提案し、最適な人材で費用対効果の高いサービスを実現します。

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Index

クラウド保守とは?

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ここでは、クラウド保守についての基本を解説します。

クラウド保守とは?オンプレミス保守との違い

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クラウド保守とは、AWSやMicrosoft Azure、Google Cloudといったクラウドサービス上で稼働するシステムに対し、安定稼働を維持するための点検や監視、トラブル対応、セキュリティ対策、コスト最適化などを行う業務を指します。

従来の物理的なサーバーを持たない分、ハードウェアの管理はクラウド事業者側の責任となるため、利用者が直接対応する必要はありません。ただし、クラウドの種類や構成によっては、保守の対象範囲が利用者側に広く残るケースもあります。

たとえばIaaS(Infrastructure as a Service)を利用している場合、以下についてはユーザー自身が行う必要があります。

・仮想サーバーの上に構築されるOSやミドルウェアのアップデート・セキュリティパッチの適用・各種ログ管理

このように、クラウドであっても「何もしなくてよい」というわけではなく、構成の自由度が高いほど、運用保守の責任も増す点に注意が必要です。

オンプレミス保守では、自社に設置された物理サーバーやネットワーク機器の監視、メンテナンス、部品交換など、ハードウェアの保守作業が中心でした。

障害が発生した場合も、以下のように設備そのものに関する対応が不可欠です。

・電源トラブル・空調設備の故障・物理的なケーブルの接続不良

一方、クラウド保守ではこれらの物理作業はクラウド事業者が担うため、ユーザーは基本的に行う必要がありません。

その代わりに必要となるのが、以下のようなソフトウェアと構成面の保守業務です。

・クラウド環境のリソース配分・セキュリティ設定・サービスの適切な利用・コストの監視

クラウドは非常に便利ですが、構成の自由度が高い分、誤った設定がセキュリティリスクや高額な課金に直結する場合があります。適切な知識と体制による管理が不可欠です。

クラウドの構成要素(IaaS / PaaS / SaaS)と保守の範囲

クラウドは、IaaS、PaaS、SaaSの3層構造で提供されています。

以下のように、どの層のクラウドサービスを利用するかによってその自由度は大きく異なり、それぞれの自由度に応じて保守の範囲と内容も変わります

種類IaaSPaaSSaaS
概要cloud maintenance
・仮想サーバーやストレージなどのインフラをインターネット経由で提供するサービス・OSやミドルウェアを自由に設定・管理できる
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・アプリケーションの開発・実行に必要なプラットフォームを提供・サーバー管理は不要で、開発に専念できる
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・ソフトウェアをインターネット経由で利用するサービス・インストール不要で、すぐに利用可能
保守範囲仮想サーバーやネットワーク、ストレージなどのインフラの設定や監視、アップデートなどアプリケーション自体の設定やログ監視、スケーリングの設計などユーザー管理や利用設定、データ保全などの最低限の保守
自由度と保守範囲
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IaaSは自由度が高い分利用者の責任範囲が広くなります。一方、SaaSは業務用アプリケーションそのものが提供されているため一般的には保守範囲が最も狭く、利用設定など最低限の保守範囲で済みます。

なぜクラウドにも保守が必要なのか?

クラウドは「すべて自動化されて便利」と思われがちですが、実際には以下のような運用上の多くの判断と手入れが必要です。

・システムの可用性・セキュリティ・パフォーマンス・コストの最適化

もし保守を軽視して放置すれば、例えば以下のような問題が発生するリスクがあります。

・アクセスが急増した際に自動でスケーリングされずサーバーダウン
・不適切な権限設定で情報漏洩
・不要なリソースに課金され続けコスト増

また、クラウドサービス自体も日々進化しているため、最新機能の活用やセキュリティアップデートへの対応も求められます。

このように、クラウド環境であっても専門的な知見に基づいた保守体制を整えることが、安定したサービス提供とリスク管理には欠かせないのです。

クラウド保守の主な業務内容とベストプラクティス

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クラウド保守における主な業務内容は、システムの安定稼働とセキュリティ確保を目的とした継続的な対応が中心です。

ここでは、クラウド保守における主な業務とベストプラクティスについて解説します。

クラウド保守の5つの主な業務

以下では、代表的な5つの業務について、それぞれの内容と重要性を解説します。

監視(インフラ・リソース・障害)

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クラウド保守の基本は、システム全体を常に監視し続けることです。

具体的には、以下のような業務を行います。

・CPUやメモリ、ディスク容量といったインフラリソースの使用状況を可視化し、異常値や過負荷の兆候を早期に察知
・クラウドサービスやアプリケーションの応答状況を監視することで、障害の予兆をとらえたり、ダウンタイムを最小限に抑える

監視は自動化されていることが多いですが、アラートの精度や閾値の設計には人の判断が欠かせません

バックアップとリストア対応

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クラウドであっても、データの損失や誤操作に備え、定期的にバックアップしておくことが重要です。

具体的には、以下のような業務を行います。

・日次・週次などのバックアップポリシーを定める
・必要に応じてスナップショットやアーカイブを取得し、障害発生時には速やかにリストア(復元)を実施できる体制を整える

特に、ユーザーの操作ミスやアプリケーションの不具合によるデータ消失は、クラウド環境でもよくあるため、迅速な対応力が問われます。

セキュリティ対策(脆弱性・アクセス制御)

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クラウド環境では、常にインターネットと接続されていることが前提となるため、セキュリティ対策は最重要項目のひとつです。

具体的には、以下のような業務を継続的に行います。

・脆弱性のチェック・セキュリティグループの設定見直し
・不要なポートの遮断・アクセス権限の最小化(IAMポリシー設計やRBACの活用)
・管理者アカウントの多要素認証やログイン試行の監視など、人的な攻撃リスクへの対策

特にAWSやAzureなどでは、IAM(Identity and Access Management)やRBAC(Role-Based Access Control)を適切に設計・運用することが、セキュリティの根幹となります。クラウド特有の権限管理に精通していることが、安定運用に不可欠です。

パッチ適用・OSやミドルウェアのアップデート

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クラウドインフラにおいて、OSやミドルウェアの管理は多くの場合、IaaS利用者の責任範囲となります。特にセキュリティパッチの適用を怠ると、クラウドの基盤が堅牢であっても、ユーザーの構築したシステムが外部からの攻撃にさらされるリスクがあります。

そのため、OSや各種ソフトウェアのパッチを定期的かつ計画的に適用することが重要です。

アップデート作業には、以下のようなベストプラクティスが求められます。

・アップデート前のバックアップ取得
・作業影響範囲の洗い出しとテスト環境での事前検証
・運用中システムへの適用タイミングの調整
・障害時のロールバック手順の整備


また、パッチ管理の効率化には、各クラウドプラットフォームが提供する以下のようなツールの活用が有効です。

AWSAmazon Inspector(脆弱性スキャン)、Systems Manager Patch Manager(パッチ適用の自動化)
AzureAzure Update Management(Windows/Linux両対応のアップデート自動化)
Google CloudOS Patch Management(VMのパッチ状態の一元管理)


これらのツールを活用すれば、手動運用によるヒューマンエラーのリスクを減らしつつ、セキュリティ水準の維持を効率的に実現できます。

ログ管理とトラブルシューティング

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日々のログは、問題発生時の原因究明に欠かせない情報源です。

ログ管理では、以下のような業務を行います。

・アクセスログやエラーログ、監査ログなどを収集
・保管し、必要に応じて分析・障害発生時には、ログをもとにトラブルの原因特定と対応
・日常的なログの確認により、未然にトラブルを防ぐ

クラウド保守のベストプラクティス

クラウド保守のベストプラクティスは、安定した運用と将来の拡張性を見据えた体制づくりにあります。

クラウド環境を安全かつ効率的に維持するために、以下の業務を定期的・継続的に行うことが重要です。

・システムの可用性とパフォーマンスを常に監視する体制を整え、異常検知やログ管理を自動化
・セキュリティ面ではアクセス権限の最小化や定期的な脆弱性スキャンを実施
・定期的なバックアップと復元テストを実施し、万が一の障害時にも迅速に対応できるよう備える
・運用ルールの明文化と、担当者の継続的な教育

【チェックリスト付き!】クラウド保守の選択肢を比較:自社運用 vs 外注

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クラウド保守はクラウドシステムの安定性と信頼性を維持するために欠かせませんが、その体制は、大きく分けると以下の2つの選択肢があります。

・自社で保守業務を担う「自社運用
・専門業者に委託する「外注(MSP:マネージドサービスプロバイダー)の活用

それぞれに明確なメリットとデメリットがあり、自社の状況に応じた最適な判断が求められます。

自社運用のメリット・デメリット

自社運用のメリット・デメリットは以下の通りです。

自社運用のメリット

自社でクラウド保守を行う最大のメリットは、自社システムや業務の流れを熟知した上で、柔軟かつ迅速な対応が可能な点にあります。トラブル発生時も、担当者が即座に状況を把握し、独自の判断で対応できるため、業務への影響を最小限に抑えることができます。

また、社内での知見の蓄積や人材育成にもつながり、中長期的には技術力の底上げという効果も期待できます。

自社運用のデメリット

一方で、自社対応による負担は少なくありません。

社内に知識と技術をもった人材がいれば良いのですが、いない場合は以下のような対応が必要です。

・社員を教育する
・クラウドに関する専門的な知識を持つ人材を採用する

どちらも時間がかかる教育コストや採用コストがかかるという問題点があります。

また、24時間365日体制での監視や障害対応を自社だけで担うのは、特に中小企業にとって現実的ではないケースも多く、人的リソースの面で限界を感じることもあるでしょう。

外注(MSPなど)のメリット・デメリット

外注のメリット・デメリットは以下の通りです。

外注のメリット

外部のクラウド保守サービス、特にMSP(マネージドサービスプロバイダー)を活用することで、自社で保守対応する場合の課題を補完することが可能です。

MSPは高度な専門知識と経験を持つエンジニアによって構成されており、クラウド環境の構築から運用・保守、セキュリティ対策に至るまで、包括的なサポートを提供してくれます。

24時間365日の監視体制や障害対応を委託することで、社内負担の大幅な軽減が期待できます。

外注のデメリット

以下のように、外注にも注意すべき点があります。

・自社独自の業務フローや運用方針に対して柔軟な対応が難しい場合があり、画一的なサービスに不満を感じる可能性
・障害発生時の初動対応が遅れる可能性
・情報共有が不十分で意思疎通に時間がかかる可能性

契約前に対応範囲や連絡手段、緊急時のフローなどをしっかり確認しておく必要があります。

クラウド保守|自社 vs 委託 検討チェックリスト

クラウド保守を自社で行うか、委託をするか検討するためのチェックリストです。

各項目に「Yes」か「No」で回答してください。

YesNo項目
技術スキル・体制
社内にAWSやAzure、GCPなどクラウドの知見を持った技術者がいる
24時間365日の監視体制を自社内で構築・維持できる
障害発生時に即時対応できる技術者が複数名在籍している
セキュリティパッチやアップデートの適用を自社で定期的に行っている
リソース・運用負荷
保守・運用に割ける人員と時間が社内に十分にある
インフラ運用における属人化(特定のスタッフへの依存)がない
開発・営業・マーケなどの主要業務に集中できている
リスク管理
万が一の障害・攻撃時の対応フローが明文化されている
バックアップやDR(災害復旧)対策が確実に実施されている
保守業務が退職者や特定の担当者に依存していない

「No」の項目については改善する必要があると思われます。
また、「No」が多いほど、自社でクラウド保守を適切に行うことが難しい可能性が考えられ、委託を検討してみると良いかもしれません。

実際にチェックを入れて確認したい場合や社内の多くの人に意見を聞きたい場合は、以下のGoogleスプレッドシート版チェックリストを活用してください。

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クラウド保守サービスを提供しているおすすめの会社15選!

ここではおすすめのクラウド保守会社を15社ご紹介します。

株式会社テクノプロ

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テクノプロでは、AWS・Azure・GCPなどのクラウド環境導入やオンプレミスからの移行をお考えのお客さまに対し、ビジネス課題の洗い出しから計画立案・設計・構築・移行・運用保守まで、ワンストップで支援するサービスを提供しています。

また、パブリッククラウドについて、お客様の利用状況や課題に応じた幅広いサービスも展開。速やかに異常状態を検知するシステム監視方法やシステム運用者へのエラー通知方法、リソースの利用状況と利用料金を把握する方法など、システムの安定稼働に有効なサービスを提供します。

サービスの安定化/システム監視/エラー通知アクセス集中時には一時的にシステムを拡張することで、サーバーダウンなどによるサービスの停止を回避でき、安定してサービスを提供できます。システムのエラー発生時には、問題点を早期に把握するため、システム稼働状態を定期的に確認。エラー発生を確認した場合は、速やかにシステム運用管理者に通知します。
リソース管理パブリッククラウドでは最新の IT リソースを素早く、簡単に利用できます。これによりスピーディかつ柔軟なビジネス展開を実現。システム構成をコード化して構成を管理し、デプロイすることが可能です。
コスト管理パブリッククラウドでは、利用料金を確認するサービスが提供されており、一定額を超えた場合にシステム運用管理者へ通知も可能です。サーバー・ネットワーク機器などのハードウェアからクラウドサービスの利用に置き換わることで、保守切れなどによる大きな追加投資は不要となり、運用リソースを含めたトータルコストの最適化を実現できます。

引用:https://www.technopro-cloudservice.com/
https://www.technopro.com/solution/network-cloud/cloud-integration-operation-service

会社所在地〒106-6135
東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー35階TEL: 03-6311-7924(代表)/ FAX: 03-6311-7921
お問合せhttps://www.technopro.com/eng/contact/
営業拠点/受託開発拠点本社、22拠点(2024年6月現在)開発センター4ヶ所(東京・宇都宮・水戸・広島)、拠点内開発センター7ヶ所(2024年6月現在)
事業内容・情報システム、ITネットワーク、機械、組込・制御、電気・電子、建築・土木、プラント設備の各技術分野を網羅する総合エンジニアリングサービス事業
・金融業における業務コンサル
・SI業におけるテスト、検証、ツール開発
・機械設計開発:ボディ、シャーシ設計/ワイヤーハーネス設計生産技術:生産ライン制御システムの開発品質管理:生産設備保全、改善業務生産管理:生産管理システム開発・保守社内システム:財務管理システム/社内ネットワーク構築

ビヨンド

クラウド / サーバーの無人監視・自動監視だけでは、イレギュラーな事態に迅速に対応することは困難です。

ビヨンドでは、お客様の大切なシステムやアプリケーションのトラブルシューティングを迅速なものにするために、常時エンジニアによる24時間365日の有人体制で、クラウド / サーバー運用保守・監視を続け、お客様のインフラ環境の安定稼働を実現しています。

引用:https://beyondjapan.com/service/support/

会社所在地〒556-0011
大阪府大阪市浪速区難波中1-10-4 南海SK難波ビル3F
お問合せhttps://beyondjapan.com/contact/
事業内容■クラウド / サーバー事業
■システム開発事業
■Webサービス事業

NHNテコラス

インターネット黎明期から20年、多くのお客様のITインフラの設計構築、最適化ご支援実績で培った高い技術力をもとに、

AWS、Google Cloud(GCP)、データセンターとビッグデータの活用による、ハイブリッド・マルチクラウド環境での経済性、利便性、安全性に優れたアーキテクチャの実現のため「最適解」を追求し続けています。
オンプレミスとクラウドの両方に精通しているエンジニアが初期設計から移行・導入、ハイブリッド環境の統合管理までワンストップでサポートします。

引用:https://nhn-techorus.com/

会社所在地〒105-0003
東京都港区西新橋三丁目1番8号 NHN アトリエ
お問合せhttps://nhn-techorus.com/inquiry/
事業内容ITインフラ・ソリューション事業

スターティア株式会社

スターティアのSIサービスは、クラウド基盤の構築を始め、統合型グループウェアの導入支援やシステム構築支援などを行っています。

オンプレミスとクラウド環境双方に精通しているエンジニアが在籍しているため、新規クラウドサービスの導入支援はもちろん、オンプレミスからクラウド移行に関しても専門性の高い対応が可能で、実績も豊富です。
導入後もきめ細かい保守サポートで、IT担当者の運用工数を削減できます。

引用:https://www.startia.co.jp/service/cloud/

会社所在地〒163-0919
東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階
お問合せhttps://www.startia.co.jp/contact/
事業内容システムインテグレーション・セキュリティ対策
通信システム機器販売・設計・施工・保守メンテナンス
OA機器販売・設計・施工・保守メンテナンス
Webサイトの企画・制作、Web集客のコンサルティング
電力小売、LED照明、空調機器、空気清浄機、電子ブレーカーの販売

株式会社コムフォート

コムフォートではクラウドの導入、運用、保守を長年手掛けてきました。
クラウド運用による課題や問題を把握しておりますので、一歩先を見据えたサービス提供が可能です。
日常のスムーズに行われている業務や作業を止めないためにも 、いざという時の素早い業務復旧は会社運営における重要な課題です。

サーバー障害、外部からの攻撃のほか、地震や台風といった思わぬ自然災害でもスムーズに通常業務へと戻れるBCP対策(事業継続計画)として、クラウドと保守を導入しませんか?
専門のスタッフがいなくても、コムフォートがあなたの会社のクラウドをサポートいたします!

引用:https://comfort-inc.co.jp/cloud/cloud_oracle_%20maint.html

会社所在地〒541-0053
大阪府大阪市中央区本町4-4-25 本町オルゴビル9階
お問合せhttps://comfort-inc.co.jp/oracle/oracleinfo/
事業内容AI事業
メタバース
映像制作
インフラ事業
AMO/PMO事業
オンラインサービス
APP Select
オンライン資格

株式会社シーズ

AWS認定パートナーとして、クラウドインテグレーションサービスをご提供しております。従来のWEBシステム開発のみならずクラウドでしか実現できない各種ソリューション (AI、サーバーレスアーキテクチャー、世界展開・・・など)をご提供いたします。リモート保守により全国対応いたします。

引用:https://www.seeds-std.co.jp/

会社所在地〒600-8815
京都市下京区中堂寺粟田町93番地京都リサーチパーク6号館321
お問合せhttps://www.seeds-std.co.jp/contact/
事業内容システム開発クラウド・サーバー構築

サーバーワークス

AWSの導入・移行から更なる有効活用まで。
情報システムインフラのクラウド化に伴走し、高度な技術とスピード感を持って、ビジネス価値の向上へと導きます。

ガバナンス強化、データ利活用や人材育成など、企業ごとに異なる課題や成長フェーズに合わせた施策をオーダーメイドで組み合わせ、ご提供することでお客様のクラウドジャーニーを支援します。

引用:https://www.serverworks.co.jp/

会社所在地〒162-0824
東京都新宿区揚場町1番21号 飯田橋升本ビル2階
お問合せhttps://www.serverworks.co.jp/contact/
事業内容1.クラウドコンピューティングを活用したシステム企画・開発及び運用
2.インターネット関連システムの企画・開発及び運用
3.SaaS/ASPサービス/IT商品の企画・開発及び運用

株式会社ジード

ジードはクラウド・サーバー専門会社なので、運用やシステム開発はもちろん、24年に渡って培ってきたノウハウでサポートします。

クラウドに障害が発生したとき、クラウド側に原因があるかどうかの究明を行います。
その際、OS、ミドルウェア(サーバーを動かすソフトウェア)、システム(お客様のアプリケーション)のいずれに原因があるのかを切り分けるため、ジードの専門スタッフがサーバーにログインし各種動作を確認(初期障害対応)いたします。

引用:https://www.zead.co.jp/

会社所在地〒320-0843
栃木県宇都宮市花園町17-12 ヒロビル3F
お問合せhttps://www.zead.co.jp/contact/input.php
事業内容1.企業の競争優位性を確立するためのインターネットソリューションサービスの開発提供
2.人々の生活を豊かにするためのユビキタス商品の開発提供

TOWN株式会社|クロジカサーバー管理

クロジカサーバー管理は、セキュアなサーバーの設計・構築・運用を支援するサーバー管理サービスです。
シリーズ合計1,800社35,000人以上が利用しています。

サーバー稼働率99.989%の実績。
創業より18年間サーバーと向き合い続けた長年の経験と豊富な実績によって安定稼働を実現。経験値があるからこその対応力をご評価いただいております。

引用:https://kurojica.com/server/

会社所在地〒104-0041
東京都中央区新富1-8-9 +SHIFT GINZA EAST 7F 
お問合せhttps://kurojica.com/server/inquiry/
事業内容サブスクリプションビジネスの企画・開発・運営

クラスメソッド

AWS利用費割引や技術サポート、請求書発行等を初期費用・月額費用無償で提供する請求代行サービスを基本に、必要に応じて導入・構築、マイグレーション(移行)、コンサルティング、運用設計などのご支援も可能です。クラスメソッドメンバーズへのご加入で、AWSを安心・安全・最適にご活用いただけます。

引用:https://classmethod.jp/aws/about/

会社所在地〒105-0003
東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー26階
お問合せhttps://classmethod.jp/inquiry/
事業内容クラウド(AWS等)の技術コンサルティング、開発、運用
データ分析基盤の技術コンサルティング、開発、運用
アプリケーション(LINE、iOS等)の企画開発、運用
SaaS、Webサービスの企画開発、導入支援、運用
企業向けIT人材育成、内製化支援
生成AIを活用した業務の効率化コンサルティングとシステムの導入支援

エーピーコミュニケーションズ

クラウドリフトをして、開発スピードの向上を目指したいと考えているが、どのような構成にすればいいのか、セキュリティをどうすればいいのかなど、検討すべき項目は盛りだくさん。
早く始めたいが経験やリソースの問題で前に進められないというお悩みはお任せください。

クラウドリフトし、運用していくためにに必要なスタートツールをご用意しておりますので、スモールでありながらも、モダンな環境で開発を即座に始めることが出来ます。

引用:https://www.ap-com.co.jp/service/utilize-aws/

会社所在地〒101-0044
東京都千代田区鍛冶町2丁目9番12号 神田徳力ビル 3階
お問合せ先https://www.ap-com.co.jp/contact/contact-ja.html
事業内容・顧客要求仕様に基づくシステムの設計開発・支援・構築・運用・保守業務
・上記の人材供給サービスの企画・管理業務
・自主開発によるアプリケーションサービスの開発・運用・保守業務

アイレット株式会社

アイレットは、AWSパートナーネットワーク(APN)において、2013年に日本初の APN プレミアコンサルティングパートナー(現:AWS プレミアティアサービスパートナー)の1社として認定され、その後も現在まで保持しています。
また、Google Cloud Partner Advantage プログラムにおいて、Google Cloud のプレミア パートナー – Sell および Service エンゲージメント モデル の認定を取得しています。
世界的にもトップレベルのクラウドプロバイダから認められたアイレットだからこそ、クラウドに関する様々な課題を解決する、質の高いフルマネージド・サービスを提供できるのです。

引用:https://www.iret.co.jp/service/

会社所在地〒105-6307
東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー7F
お問合せhttps://cloudpack.jp/contact/form/
事業内容クラウドを活用したシステム、スマホアプリの開発・運用
UI/UX デザイン制作
クラウド設計・構築、運用保守からセキュリティまでサポートする自社サービス「cloudpack」の提供
KDDI グループと連携した DX・クラウド開発推進

CLOUDTREK |BIPROGY株式会社

CLOUDTREKは、BIPROGYがこれまで培ってきたシステム運用のノウハウや知見をベストプラクティスとして体系化したリモート運用保守サービスです。
システム運用の全体もしくは一部に対して、リモートから監視/運用/保守を行う、利用型の運用保守サービスです。
大規模ミッションクリティカルの運用実績に裏付けられたサービスマネジメントのノウハウを活用することにより、高品質で低価格なリモート運用保守サービスを提供します。

引用:https://www.biprogy.com/solution/service/cloudtrek.html

会社所在地〒135-8560
東京都江東区豊洲1-1-1
お問合せhttps://www.biprogy.com/contact/
事業内容クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネス、
コンピュータシステムやネットワークシステムの販売・賃貸、
ソフトウェアの開発・販売および各種システムサービス

株式会社プライム

プライムで構築・納入したシステムはもちろん、他社が構築したシステムにおいても、運用保守サービスを提供しています。安定して稼働し続けるために必要不可欠なサポートを行い、システムの安心・安全を確保します。

障害発生時には原因を究明し、復旧に素早く対応できるよう、
リスクヘッジに努め、お客様の業務をサポートします。

引用:https://www.prime.co.jp/

会社所在地〒700-0856
岡山県岡山市北区十日市西町11番7号 十日市ブランビル2階
お問合せhttps://www.prime.co.jp/contact/
事業内容1)システム構築サービス
2)マイグレーションサービス
3)インフラ構築サービス
4)プロダクツ提供サービス
5)クラウドサービス6)運用保守サービス

NTTスマートコネクト

多彩なクラウドサービスで、あらゆるニーズに応える最適なソリューションをご提供。お客様の満足を第一に、ビジネスを支える信頼のサービスをご提案します。

引用:https://www.nttsmc.com/

会社所在地〒541-0047
大阪市中央区淡路町4-2-13 アーバンネット御堂筋ビル14階
お問合せhttps://www.nttsmc.com/contact/
事業内容ハウジング事業
クラウド事業
ストリーミング事業
データ分析・活用事業

クラウド保守サービス導入事例と委託検討チェックシート

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クラウド保守サービスの導入事例を2例紹介します。

事例

A社の事例

A社は急成長中のスタートアップ企業で、サービスの安定運用を目的にクラウド保守を外部に委託することにしました。どの会社に依頼すべきかよくわからないので、ネットで上位にあった企業に、専門家なので大丈夫だろうと内容はほぼお任せの状態で契約しました。

ある深夜、サーバー障害が発生し、B社は外注先に連絡を取りました。ところが、「その対応は契約外です」と言われ、結局自社で対応することになりました。
復旧が遅れたことで、ユーザーからのクレームが相次ぎました。

さらに、社内の運用ルールや連携体制も不十分だったため、外注先との情報共有がうまくいかず、日常的なトラブル対応にも支障をきたすようになりました。

外部に任せたはずなのに、なぜこんなに混乱するのか?
結局、一旦契約は解除し、改めて保守契約についての注意点をよく確認した上で信頼できると思われる会社と契約しなおしました。

「専門家だから大丈夫だろう」と社内で詳細を詰めることなく委託したことで、「思っていたのと違う」結果になってしまった例です。

クラウド保守の委託失敗リスクを回避するためには、以下のような対策が考えられます。

・業務範囲や役割分担を文書化し、両者の責任を明確にする・定期的な打ち合わせや情報共有の場を設け、社内と外注先が一体となって運用を支える体制を構築する

B社の事例

中小企業のB社は、自社でのシステム運用に限界を感じ、クラウド保守業務を外部に委託することにしました。委託会社の選定にあたり、依頼範囲を社内でよく検討した上で、信頼できそうな2~3社と打ち合わせを重ね、決定しました。
これにより、日々の監視やトラブル対応から解放され、社内のIT担当者は本来の業務に集中できるようになったのです。

ある日、B社のクラウド環境に突発的なアクセス集中が発生し、サービスのパフォーマンスが一時的に低下しました。
しかし、24時間体制で監視を行っていた保守ベンダーがすぐに異常を検知し、自動スケーリングによるリソース増強を実施。
障害発生からわずか30分以内に復旧が完了し、大きな影響は出ませんでした。

B社はこの一件を通じて、「専門家による常時監視と迅速な対応が、クラウド運用の安心につながる」という実感を強くしました。

日々の確実な保守業務から障害発生時の初動対応の迅速化につながったケースです。

このように、適切な保守サービスの活用は、企業のITリスク低減と安定運用に大きく貢献します。

クラウド保守の委託検討チェックシート

クラウド保守を外部に委託する際は、以下のようなチェックポイントを事前に確認することが不可欠です。

チェック項目
契約前の確認事項
委託範囲が明確に定義されている(例:インフラ監視、障害対応、アップデート対応など)
主要クラウド(AWS、Azure、GCPなど)の運用実績がある
SLA(サービスレベル合意)が提示されており、対応時間・復旧目標が明記されている
夜間・休日対応の有無と範囲が明示されている
セキュリティ対応(脆弱性対応、監査ログの管理など)の方針が明確
体制・サポート体制の確認
担当エンジニアのスキルや体制が説明されている
問い合わせ・障害発生時の連絡手段(メール、電話、チャット)が整備されている
日本語対応の可否(外国企業の場合は重要)
定期的な報告(運用レポート、障害報告書など)の有無
セキュリティ・情報管理
委託先の情報管理体制(ISMS認証など)が確認できる
データの取り扱いルール(アクセス権管理、バックアップ対応など)が明示されている
機密保持契約(NDA)を結ぶことができる
契約・コスト面
月額費用の内訳が明確(監視、対応、報告など)
想定外の障害対応にかかる追加費用が明記されている
契約解除の条件・手続きが明確である
運用・今後の展開
インフラ構成の改善提案など、コンサル的サポートが可能か
将来的なスケーリング・構成変更への対応実績があるか
突発的なアクセス増加や障害に対しての対応力があるか

実際にチェックを入れて確認したい場合や社内の多くの人に意見を聞きたい場合は、以下のGoogleスプレッドシート版チェックリストを活用してください。

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まとめ

本記事では、クラウド保守の基本的な役割やベストプラクティス、自社対応との違い、外注時の注意点までをわかりやすく解説しました。また、クラウド保守サービスを提供しているおすすめの会社15社もご紹介しました。

クラウド保守導入をご検討の際は、多くの実績がある株式会社テクノプロへご相談ください。それぞれの目的に合ったクラウド保守をご提案し、経験豊富なエンジニアが費用対効果の高いサービスを実現します。

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