AWS代理店とは?直接契約との違い、メリット・デメリット、おすすめ15社

AWS導入

AWSは柔軟性と拡張性に優れたクラウドサービスです。しかし実際の運用現場では「請求処理が煩雑で経理負担が大きい」「AWSに詳しいエンジニアが社内にいない」「コスト最適化の判断が難しい」という課題に直面する企業は少なくありません。こうした課題に関する解決策の1つが、AWSパートナー企業の活用です。

※本記事では説明の便宜上、AWS導入支援・請求再販・運用サポート等を行うAWSパートナー企業を「代理店」と呼びます。

また、本記事では、AWS代理店のサービス内容を直接契約との違いを軸に解説し、メリット・デメリット・料金体系を整理します。また、自社に代理店が必要かを判断するためのチェックポイントと、目的別におすすめのAWS代理店15選を紹介します。

この記事を読むことで、AWS運用における自社の課題を整理し、直接契約と代理店契約のどちらを選ぶべきかを具体的に判断できるようになるでしょう。

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AWS代理店とは?4つのサービスと直接契約との違い

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AWS代理店とは、AWSの利用にあたって導入の提案・請求・技術サポート・運用などを支援するパートナー企業です。
ここでは、AWSと直接契約した際の違いを踏まえながら、代理店が提供する代表的な4つのサービスを解説します。

コンサルティング | 最適なAWS活用戦略の提案

AWS代理店のコンサルティングサービスは、クラウド導入の初期検討段階から、AWSの活用方針やシステム全体の方向性を整理・設計する役割を担います。
これを活用することで、導入初期の判断ミスを防ぎ、自社にとって最適なAWS活用方針を明確にしたうえで運用を進めることが可能になります。

AWS代理店のコンサルティングでは、以下のような支援を受けられます。

・現行システムおよび業務内容の整理と、AWS移行における目的・方針の明確化
・スモールスタートやハイブリッド構成を含む、段階的な移行計画の策定
・ビジネス成長を見据えた、アーキテクチャの見直し・拡張に関する提案
・利用状況を踏まえた、コスト最適化に向けたロードマップの提示

代理店を通さずAWSと直接契約した場合、請求・アカウント関連の問い合わせであればBasic (無料) プランでも対応可能です。技術支援を深めたい場合は、有償サポートプランを選択することになります。
AWSの有償サポートは、AWSサービスの利用方法や設定に関する技術的な問い合わせや障害時の切り分け支援、ベストプラクティスの案内が中心で、代理店のコンサルティングサービスのように、導入方針の策定や設計判断までを伴走してくれるわけではありません。

AWS代理店は導入前段階からビジネス要件を踏まえた包括的な支援を提供するため、クラウド移行を計画的に進めたい企業にとって有効な選択肢となります。

請求代行 (リセール) | 日本円支払いと割引提供

AWS代理店の請求代行 (リセール) は、利用者に代わってAWS利用料の支払い・経理業務を担う役割を果たします。請求代行では、請求書払い・支払い条件の調整・窓口一本化に加え、代理店によっては割引が適用される場合があります。これを活用することで、支払い・経理業務の負荷を軽減し、効率的にAWSの運用を進めることが可能です。

AWSと直接契約する場合、利用料金は基本的にクレジットカードで支払います。引き落とし時の通貨は、日本円またはドルからの選択が可能です。 (※)

※ 日本円での支払いを選択した場合でも、対応するクレジットカードのブランドが限られるほか、AWS Marketplaceの一部サービスなどは例外的に米ドルでの請求となる場合があります。

しかし、利用規模が拡大するとカードの与信枠管理が負担になるケースがあります。また、請求書払いに切り替える場合は一定の条件を満たす必要があり、手続きに時間がかかることもあります。

請求代行サービスを利用した場合、直接契約と比べて以下のようなメリットがあります。

・クレジットカード不要で、最初から日本円の請求書払いを利用できる
・代理店独自のボリュームディスカウントにより、AWS公式価格より数パーセント安価に利用できる場合がある
・利用規模の拡大時も、クレジットカードの与信枠を気にせず柔軟にリソースを増減できる

AWS代理店の請求代行を活用することで、コスト管理と経理業務の両面を効率化しながら、安心してAWSを利用できる環境を整えることができます。

技術サポート | 構築・運用・最適化のプロフェッショナルサポート

AWS代理店の技術サポートサービスは、AWS認定資格を保有するエンジニアが、個別のシステム構成を把握したうえで構築・運用・最適化に関わる技術的な支援を行う役割を担います。これを活用することで、技術相談やトラブルにも迅速に対応でき、社内の専門人材が不足していても、安定したシステム環境を維持することが可能です。

AWS代理店と契約した場合、主に以下のような実践的な技術サポートを受けられます。

・AWS認定エンジニアによる日本語での技術相談やトラブル対応を受けられる
・自社システム構成を踏まえた設計レビューや、ベストプラクティスに基づく改善提案を受けられる
・パフォーマンス、可用性、セキュリティを考慮した設定の最適化を支援してもらえる
・障害発生時の切り分けや復旧対応に加え、設定作業の実施などの実運用を意識したサポートを受けられる

一方、AWSと直接契約する場合、技術的な問い合わせは利用者自身で対応するか、AWSの有料サポートプランを利用する形になります。ただし、AWSの有料サポートはAWSサービスに関する技術的な助言が中心で、個別のシステム構成を前提とした実作業までを担うものではありません。

AWS代理店の技術サポートは、AWSサービスの仕様理解にとどまらず、自社システムを前提とした構築・運用まで支援を受けられる点が特徴です。社内にAWSの専門人材が不足している企業や、運用の属人化を避けたい企業にとって、有効な選択肢といえます。

運用代行 | 3つの種類(監視・障害対応・定型運用作業)

AWS代理店の運用代行サービスは、24時間365日のシステム監視や障害対応、さらにバックアップ・パッチ適用といった日々の定型運用作業を専門チームが代行する役割を担います。これを活用することで、運用工数 (夜間や休日など) の削減が可能です。

運用代行サービスは、主に以下の3つに分類されます。

監視24時間365日システムを自動監視し、異常検知時にメールや電話で通知する
障害対応障害発生時にエンジニアが実際に環境へログインし、原因調査や復旧作業を行う(一次対応・二次対応)
定形運用作業バックアップ取得・パッチ適用・設定変更など、手順化された作業を代行する

AWSには、クラウド環境における運用や管理の役割分担を定めた「責任共有モデル」という考え方があります。AWSと直接契約する場合、AWSと直接契約する場合、責任共有モデルの下で顧客側の責任 (データ・権限・設定等) は残ります。また、責任範囲は利用するサービス形態により異なるため注意が必要です。

OSやミドルウェアの管理を利用者が担うケースでは、パッチ適用やバックアップ設定、障害発生時の復旧作業、24時間365日の監視体制を自社で整える必要があり、体制構築や人材確保が課題になるケースも少なくありません。

「運用における直接契約と代理店活用の比較」の解説画像

AWS代理店の運用代行は、自社の体制やスキルに応じて運用範囲を柔軟に切り出せるため、運用負荷を抑えつつ安定したAWS環境を維持したい企業にとって、有効な選択肢となります。

AWS代理店のメリット・デメリット

「AWS代理店のメリット・デメリット」のイメージ画像

AWS代理店の活用は、コスト管理や運用負荷の軽減、サポート体制の強化といったメリットがある一方で、利用形態によっては注意点も存在します。
ここでは、AWS代理店を利用することで得られる主なメリットと、事前に把握しておきたいデメリットを整理します。

「AWS代理店のメリット・デメリット」の解説画像

AWS代理店を利用するメリット

AWS代理店を利用するメリットは、請求・運用・サポートを含めたAWS利用全体を効率化できる点にあります。

ここでは、実務面で効果を実感しやすい代表的なメリットを整理しました。

請求・経理の効率化・クレジットカード決済や外貨建て支払いが不要になる
・為替変動リスクを考慮した経理処理が不要になる
・日本国内の商慣習に合わせた請求書払いが可能になる
支払いリスクの低減・法人カードの限度額を気にせずAWSリソースを利用できる
・急なトラフィック増加やリソース拡張にも対応しやすい
・支払い遅延による予期せぬアカウント停止を防げる
窓口・管理の一本化・複数アカウントやプロジェクトを一元管理しやすくなる
・契約情報や利用状況を把握しやすくなる
・技術相談から請求・契約変更まで一つの窓口で対応できる
利用料金の割引・代理店のリセールプログラムを利用できる
・AWS公式の従量課金より数パーセント安価になる場合がある
・利用規模が大きいほどコスト削減効果が見込める
技術サポート強化・日本語での迅速な技術サポートを受けられる
・設計レビューや構成改善のアドバイスを受けられる
・セキュリティベストプラクティスに基づく設定チェックや脆弱性対策を支援してもらえる
保険による安心感・一部の代理店ではサイバーリスク保険が特典として付帯する場合がある
・情報漏洩やシステム障害時の損害に備えられる
・通常は別途必要な高額な保険加入が不要になる場合がある

AWS代理店を活用することで、請求・経理の効率化、支払いリスクの低減、専門エンジニアによる技術支援といった複数のメリットを同時に享受できます。

AWS代理店を利用するデメリット

AWS代理店の活用には多くのメリットがある一方で、契約形態や運用方針によっては注意すべきデメリットも存在します。

導入後のミスマッチを防ぐため、代表的なデメリットを整理しました。

技術力・人材育成の停滞・運用や障害対応を外部に依存しすぎると、社内にAWSの知見が蓄積されにくくなる
・トラブル時の一次対応経験が社内に残らない可能性がある
・将来的に内製化を目指す場合は、スキル移転を前提とした支援体制が必要になる
権限・機能の制限・セキュリティ管理や運用代行の関係で、設定変更に制限がかかる場合がある
・ルート権限など、ユーザー側で自由に操作できない項目が発生することがある
・事前に権限範囲や運用ルールを確認しておく必要がある
通知遅延のリスク・AWSからのメンテナンス情報やセキュリティ通知が代理店管理者宛に届く場合がある
・情報共有の方法によっては、重要なお知らせにタイムラグが生じる可能性がある
・通知の共有方法や連絡体制を事前に確認しておく必要がある

AWS代理店のデメリットは、任せきりにした場合に顕在化しやすい点といえます。そのため、内製化の方針や必要な権限範囲、情報共有のルールを事前に整理したうえで契約することで、多くのデメリットは回避できます。

AWS代理店の料金

「AWS代理店の料金」のイメージ画像

AWS代理店の料金は、請求代行のみか、設計・運用まで含めるかなど、提供されるサービス範囲や契約形態によって大きく異なります。
ここでは、AWS代理店が提供する代表的な料金体系の違いについて整理します。

代理店が提供するサービスにおける料金体系の違い

AWS代理店の料金体系は、大きく分けてコスト重視の請求代行型と、支援範囲重視のフルサポート型があります。自社でどこまでAWS運用を担えるかにより契約形態は異なります。

比較項目請求代行型フルサポート型
主な役割AWS利用料金の請求・支払い代行請求代行 + 設計・運用・技術支援
AWS利用料代理店経由で請求 (割引あり)代理店経由で請求 (割引あり)
リセール割引あり (数パーセント程度が一般的)あり (同等程度が一般的だがプランにより異なる)
初期費用原則なし発生する可能性あり
月額固定費原則なしあり
技術サポート原則なし (別契約)含まれることが多い
運用代行・監視原則なし含まれることが多い
向いている企業自社でAWS運用ができる企業運用リソースが不足している企業

請求代行型は、請求書払いとコスト削減を目的としたシンプルな契約に向いています。一方、フルサポート型は、AWS運用全体を外部に任せたい企業や、専門人材が不足している場合に有効です。

AWS代理店の料金を検討する際は、表面的な費用だけでなく、自社で対応する範囲と代理店に任せたい範囲を明確にしたうえで、契約形態を選ぶことが重要です。

システム規模別の初期費用・月額費用の目安

AWS代理店の費用は、システム規模や支援範囲によって大きく変動します。自社の利用規模に近いケースの費用感を把握しておくことが大切です。

運用代行を例に、AWS代理店における費用の目安をシステム規模別に整理しました。

比較項目想定用途費用 (目安)
小規模構成簡易システム数十万円以上
中規模構成一般的なWebシステム百万円以上
大規模構成大規模Webサービス・顧客情報を扱う業務システム数百万円以上

※代理店によって費用が異なるため、詳細は各代理店にお問い合わせください。

費用はサーバー台数だけで決まるわけではありません。監視対象の数・対応時間帯 (平日のみ・24時間365日など)・障害時の対応範囲・サポートレベルなどによっても大きく変動します。

AWS代理店の料金を検討する際は、複数社から見積もりを取り内訳を比較することが重要です。

初期費用と月額手数料の確認ポイント

AWS代理店の料金を比較する際は、金額の大小だけでなく、費用に何が含まれているかを確認することが重要です。初期費用・月額費用それぞれの内訳と条件を把握することで、契約後の想定外コストを防げます

AWS代理店の料金を比較する際に確認しておきたいポイントを、以下にまとめました。

初期費用の範囲・データ移行や初期構築支援の有無
・アカウント設定、構成設計、監視・セキュリティ初期設定の有無
月額費用に含まれる支援内容・監視、障害対応、定型運用作業、技術サポートの有無
・対応時間帯 (平日日中のみ・24時間365日など)
・対応範囲 (一次対応のみか、復旧作業まで含むか)
追加費用が発生する条件・夜間・休日対応時の追加料金の有無
・障害対応の対応範囲 (月額固定型では一般的に一定の工数範囲内での対応が含まれることが多い)
・構成変更や設定変更時の費用 (軽微な変更は含まれることが多いが、大規模な変更は別途見積)
契約期間・解約条件・最低契約期間の有無
・プラン変更時の制約や追加費用
・途中解約時の違約金や精算条件 (代理店によって異なるため、契約前に確認が必要)

AWS代理店の料金を検討する際は、作業内容・追加費用の条件・契約条件まで含めて比較することが必要です。比較の結果、自社の運用体制やリソースに合った契約形態を選ぶことが大切といえます。

直接契約か代理店契約か?判断基準と代理店の選び方

「直接契約か代理店契約か?判断基準と代理店の選び方」のイメージ画像

AWSの利用において、直接契約と代理店利用のどちらが自社に向いているかは状況によって異なります。
ここでは、直接契約と代理店契約のどちらを選ぶべきかを判断するための基準と、代理店契約を選ぶ場合の選定ポイントを整理します。

直接契約か代理店契約か?どちらを選ぶべきかの判断基準

AWSの利用時に、直接契約と代理店契約のどちらを選定すべきかは運用体制・支払い方法・コストの考え方・導入方針の4つの観点で判断できます。自社の状況に照らし合わせて検討することが大切です。

比較項目直接契約が向いているケース代理店契約が向いているケース
運用体制24時間365日の監視・障害対応・保守を自社で対応できる夜間・休日対応や専門人材の確保が難しい
支払い方法クレジットカード決済で問題ない請求書払いを希望する場合や、為替変動・与信枠管理を避けたい
コストの考え方追加の手数料がかからない費用構造を重視する、または有償サポート不要で対応できる利用規模に応じた継続的な割引や請求業務の簡素化を重視する
導入方針自己学習を前提に、段階的にAWSのノウハウを蓄積したい代理店の内製化支援を活用し、効率的に知識や運用ノウハウを習得したい

直接契約と代理店契約には明確な優劣はなく、自社の体制や目的によって最善な選択は変わります。運用負荷・支払い方法・コスト構造・導入方針を整理したうえで、自社に合った契約形態を選択することが重要です。

自社に合った代理店の選び方|9つのポイント

AWS代理店を選ぶ際は、知名度や料金だけで判断すると、導入後にミスマッチが生じる可能性があります。
ここでは、代理店選定時に確認すべきポイントを整理します。

自社の導入目的・解決したい課題との適合性

AWS代理店に何を期待するのかを明確にした上で、その目的や課題に対応できる支援内容を持つ代理店かどうかを確認することが大切です。
特に、コスト削減・運用負荷の軽減・セキュリティ強化など、目的の優先順位を整理することで、不要なサービス契約を避けやすくなります。

現状の課題を具体的に伝えることで、代理店側からも最適なプラン提案を受けやすくなります。

必要なサービス内容と代理店の対応範囲(コンサルティング・請求代行・技術サポート・運用代行)

自社エンジニアのスキルやリソース状況を踏まえ、代理店に任せたい範囲(コンサルティング・請求代行・技術サポート・運用代行)を整理したうえで、その代理店が必要なサービスを提供できるかを確認します。

請求代行のみで十分な場合もあれば、技術サポートや運用代行まで必要なケースもあります。

過不足なく必要な支援が契約内容に含まれるか、対応範囲や条件(対応時間帯・障害対応の範囲など)まで確認することで、導入後のミスマッチを防ぎつつコストパフォーマンスを高められます。

パートナー企業の得意領域と保有コンピテンシー

AWSが公式に認定するコンピテンシーやサービスデリバリーは、特定分野における導入実績や技術力が一定水準以上であることを示す公式認定です。
これらの取得状況は、代理店の技術力や得意領域を判断する際の重要な指標となります。

特定の業界や技術分野 (セキュリティ・データ分析・基幹システムなど) に強みを持つ代理店を選ぶことで、より実践的な支援が期待できます。

業種・同規模のシステムにおける導入実績

自社と同じ業種や、近いシステム規模での支援実績があるかを確認します。類似ケースの経験がある代理店であれば、想定される課題やリスクを踏まえた提案を受けやすくなります。

サポート体制の充実度と緊急時のレスポンス

障害発生時の連絡手段・対応時間帯・レスポンス目標 (SLA) は必ず確認すべきポイントです。
日本語での電話対応が可能か、緊急時のエスカレーション体制が整っているかによって、トラブル時の安心感は大きく変わります。

予算に合わせた契約形態と料金体系の柔軟性

初期費用や月額費用だけでなく、契約プランの柔軟性も重要です。システムの拡張・縮小に応じてプラン変更が可能か、予算確保のタイミングに合わせた調整ができるかを確認します。

経営基盤の安定性と信頼性

AWS環境は企業の重要なインフラ資産となるため、代理店の信頼性も欠かせません。企業の実績や財務基盤を確認することで、長期的に安心して任せられるか判断できます。

また、取引実績や技術力、認定エンジニア数などの基準を満たしたパートナーに付与される公式ランク(プレミアティアなど)を持つ代理店なら、AWSとの協業実績が豊富で、安定した支援体制が期待できます。

支払いサイト (締め日・支払日) と請求書発行の柔軟性

自社の経理サイクルに合った支払い条件に対応できるかを確認します。支払いサイトや請求書の分割発行、データ形式指定など、実務面での柔軟性は運用負荷に直結します。

付帯サービス(保険・監視ツール)の有無

代理店によっては、コスト可視化ツール・無料の脆弱性診断・サイバーリスク保険などを付帯サービスとして提供しています。付加価値が自社のビジネスにどのようなメリットをもたらすかも確認ポイントです。

目的別AWSの代理店15選

「目的別AWSの代理店15選」のイメージ画像

AWS代理店の得意とする領域や提供サービスはさまざまです。自社の目的や課題に合ったタイプの代理店を選ぶことが重要になります。支援範囲・過去の導入実績・サポート体制・AWS公式認定 (ティア等) の評価軸に基づきピックアップした15社を紹介します。

なお、本記事での選定は特定の企業を推奨・保証するものではありません。各社の最新情報や詳細な認定状況については、AWS公式のAWS Partner Solutions Finderでも検索・確認が可能です。

コンサルティングを重視したい企業向けの代理店4選

AWS導入の目的整理や全体設計、内製化方針の検討など、上流工程からの支援を重視したい企業におすすめの代理店を紹介します。

株式会社テクノプロ

AWS認定資格を保有する約1,800名のうち、Associate以上が200名以上、さらにPM/PLなど確かな経験と課題解決力を持った社員が100名以上在籍という高品質かつ圧倒的な人材保有力を維持しています。

業種業態に応じたニーズや懸念点をふまえ、最終的にはコスト削減まで見据えたAWS構築方針をご案内いたします。

ただ開発や移行を行うのではなく、最も適した方針をご提案できるのも私たちの強みです。

引用:https://www.technopro-cloudservice.com/engineering/

公式サイトhttps://www.technopro-cloudservice.com/
お問い合わせhttps://www.technopro-cloudservice.com/contact/
会社所在地〒106-6135東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー35階

野村総合研究所 (atlax)

CCoE 運営の「ベストプラクティス」をもとに、 CCoE 組織のデザインを ご支援します。

また、CCoE が 整備すべき「クラウド活用ポリシー」「デザインガイド」「リファレンスアーキテクチャ」「デザインパターン」「利用者向け ガイドライン」等の整備を サポートします。

初期の立ち上げや、既存の CCoE 活動のアセスメント、定着までの伴走支援など、状況に応じたプランを ご提案いたします。

引用:https://atlax.nri.co.jp/aws/ccoe/

公式サイトhttps://atlax.nri.co.jp/
お問い合わせhttps://atlax.nri.co.jp/contact/
会社所在地〒100-0004東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ

日本電気株式会社 (NEC)

これまでのAWSとの密な協力関係をさらに強化し、官公庁や企業のお客様におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速をワンストップで支援します。

AWSの導入支援から、AWSに対応した製品・サービスの提供、運用サービスまでトータルにAWS活用を支援します。

引用:https://jpn.nec.com/cloud/service/aws/index.html

公式サイトhttps://jpn.nec.com/
お問い合わせhttps://jpn.nec.com/contactus/index.html
会社所在地〒108-8001東京都港区芝5-7-1

株式会社JSOL

AWS社との連携や、AWS活用に向けたソリューション整備・人財育成を継続的に実施することで、お客様の持つ様々なご要望・課題に対してベストな対応が可能です。

製薬業様・金融業様に対しての業界・ソリューション対応を得意としています。

基幹系システム(SAP)、情報分析基盤、WEBサイト、物流システムなど多様なシステムをAWS上に導入しています。

引用:https://www.jsol-platformservice.com/aws-introduction.html

公式サイトhttps://www.jsol-platformservice.com/index.html
お問い合わせhttps://www.jsolmarketing.jp/public/application/add/145
会社所在地〒102-0074東京都千代田区九段南1-6-5 九段会館テラス

請求代行を重視したい企業向けの代理店4選

日本円での請求書払いへの対応や、コスト管理・経理業務の効率化を重視したい企業におすすめの代理店を紹介します。

株式会社サーバーワークス

AWS認定最上位パートナーのサーバーワークスが、請求からコストの最適化、運用支援までワンストップでサポートします。

日本円の請求書払いが対応可能なAWS請求代行サービスです。

お客様のご利用状況にあわせて、4つのプランをご用意しております。

引用:https://www.serverworks.co.jp/service/invoice/

公式サイトhttps://www.serverworks.co.jp/
お問い合わせhttps://www.serverworks.co.jp/contact/
会社所在地〒162-0824東京都新宿区揚場町1番21号 飯田橋升本ビル2階

クラスメソッド株式会社

AWSの総合支援であるクラスメソッドメンバーズは、初期費用も月額費用も無料から始められクラウド活用に必要なサービスを提供します。

請求・コスト面から運用・セキュリティまでAWSを安心・安全に活用するための環境を提供します。

引用:https://classmethod.jp/aws/services/invoice/

公式サイトhttps://classmethod.jp/
お問い合わせhttps://classmethod.jp/inquiry/
会社所在地〒105-0003東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー26階

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 (CloudCREW byGMO)

他社の請求代行サービスと比較して、最新のクラウドセキュリティ技術を活用することで、AWS環境全体のセキュリティ強化にも貢献します。

AWS利用料を「円建て・銀行振込払い」することが可能です。

引用:https://managed.gmocloud.com/assessment/

公式サイトhttps://managed.gmocloud.com/
お問い合わせhttps://managed.gmocloud.com/contact/
会社所在地〒150-8512東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー10階

アシスト

日本円での請求発行などができるAWS請求代行サービスに、AWSのマルチアカウント管理機能を追加したサービスです。

お客様は各機能を利用して、要件にあわせたマルチアカウント管理をすぐに開始できます。

アカウント別の利用料金は、コスト管理ツールで確認可能です。

引用:https://www.ashisuto.co.jp/cloud/aws/service/aws-multi-accounts-mgtsol.html#aws-billing-service

公式サイトhttps://www.ashisuto.co.jp/
お問い合わせhttps://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/aws_enquiry.html?utm_source=header
会社所在地〒102-8109東京都千代田区九段北4-2-1 市ヶ谷スクエアビル

技術サポートを重視したい企業向けの代理店4選

構築・運用・最適化に関する技術的な相談や、トラブル時の迅速な対応を重視したい企業におすすめの代理店を紹介します。

NHNテコラス株式会社

AWSのメリットを最大限に引き出せるよう、導入計画から本番運用・最適化までクラウドジャーニー全体をワンストップで支援します。

AWSに精通したエンジニアが伴走し、設計レビューや運用最適化、内製化などお客様のAWS活用をサポートします。

引用:https://nhn-techorus.com/c-chorus/smb/

公式サイトhttps://nhn-techorus.com/
お問い合わせhttps://form.nhn-techorus.com/c-chorus-inquiries
会社所在地〒105-0003東京都港区西新橋三丁目1番8号

TOKAIコミュニケーションズ

AWSを導入するための要件定義フェーズから構築後の運用までワンストップで支援します。

また、クラウドのメリットである可用性や拡張性を生かしつつ、サーバレス設計などによりクラウドネイティブなアプリケーションの設計・構築にも対応します。

引用:https://www.cloudsolution.tokai-com.co.jp/service/aws-support.html

公式サイトhttps://www.cloudsolution.tokai-com.co.jp/
お問い合わせhttps://www.cloudsolution.tokai-com.co.jp/contact/index.php
会社所在地〒420-0034静岡県静岡市葵区常磐町2丁目6番地の8 TOKAIビル

株式会社協栄情報 (CPI)

専任の担当者がお客様ぞれぞれの要件や課題感を積極的にヒアリング、最新技術を含めた各AWSサービスの特徴やメリットを最大限に活用し、貴社にとっての最適解をご提案いたします。

過去の支援実績から得た知見やこれまで培ったAWS技術知識を積極的に活用することで、技術支援・PoC(検証)支援・構築支援での様々な側面から貴社のアプリケーション開発をサポートいたします。

引用:https://www.cp-info.co.jp/service/aws-dev/

公式サイトhttps://www.cp-info.co.jp/
お問い合わせhttps://www.cp-info.co.jp/contact/
会社所在地〒104-0033東京都中央区新川1丁目28番24号 東京ダイヤビル4号館5階

株式会社BeeX

AWS導入を検討するお客様に対して、設計・構築、運用までワンストップで対応します。

短期間で確かなAWS環境の構築と移行、移行後の「運用監視」や「セキュリティー対策」まで、高い技術力と提案力でご支援いたします。

引用:https://www.beex-inc.com/aws

公式サイトhttps://www.beex-inc.com/
お問い合わせhttps://www.beex-inc.com/contact
会社所在地〒104-0061東京都中央区銀座7-14-13 日土地銀座ビル10F

運用代行を重視したい企業向けの代理店3選

24時間365日の監視や障害対応、日常運用の外部委託によって運用負荷を軽減したい企業におすすめの代理店を紹介します。

アイレット株式会社 (cloudpack)

AWS で稼働するサーバーの監視と運用保守を支援。障害発生時も24時間365日のフルサポート。

お客様がご契約されたすべてのインスタンスに対して、ディスク使用量、プロセス数などのリソースや SSH の監視を24時間行なっています。

障害発生時には事前に登録いただいた緊急連絡先にご連絡いたします。

引用:https://cloudpack.jp/service/aws/maintenance.html

公式サイトhttps://cloudpack.jp/
お問い合わせhttps://cloudpack.jp/contact/form/
会社所在地〒105-6429東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー29F

株式会社スカイアーチネットワークス

お客様のご依頼に基づいてAWSの設定変更を代行します。

お客様の理想のAWS環境やご要望をヒアリングし、最適な監視ツールや見積りをご提案

お手続きから最短12営業日からサービスを開始

引用:https://www.skyarch.net/service/aws-msp/aws-maintenance/

公式サイトhttps://www.skyarch.net/
お問い合わせhttps://www.skyarch.net/customer_inquiry/
会社所在地〒105-0001東京都港区虎ノ門3-8-21 虎ノ門33森ビル 6階

株式会社ハートビーツ

経験豊富なサーバ技術者がさまざまなノウハウを提供し、お客様のお問い合わせにも素早くお答えします。

インフラ運用で20年以上の実績を持つ当社独自の研修をクリアしたエンジニアが、お客様サービスの監視・一次対応を実施します。

引用:https://heartbeats.jp/service/monitoring/

公式サイトhttps://heartbeats.jp/
お問い合わせhttps://heartbeats.jp/contact/
会社所在地〒160-0022東京都新宿区新宿1-28-11 小杉ビル5F

AWS代理店を使わない場合の選択肢|AWS公式サポート

「目的別AWSの代理店15選」のイメージ画像

AWSの利用にあたっては、代理店を通さずにAWSが公式に提供するサポートサービスを利用する選択肢もあります。
この章では、AWS公式サポートの全体像と、どのような企業に向いているのか整理します。

AWS公式サポートとは

AWS公式サポートは、無料でアカウントや支払いに関する問い合わせができるBasicプランと、技術的な問い合わせが可能な複数の有償プランで構成されています。

※有償プランについては(2)でくわしく解説しています。

AWS公式サポートは、主に技術的な問い合わせ対応やトラブルシュート、ベストプラクティスの案内を提供しますが、カスタム開発やシステム管理作業、顧客環境へのリモートアクセス等の実装代行は含まれません。あくまで技術支援が中心であるため、社内にAWSの知識を持つエンジニアが在籍しており、設計・実装・運用までを自社主体で回せる体制が整っている企業に向いた選択肢といえます。

AWS公式有償サポートの種類

AWS公式の有償サポートは、費用・応答時間・サポート体制 (専任の有無) の違う複数プランが用意されています。有償サポートはBusiness Support + ・Enterprise Support・Unified Operationsの3つがあります。(Developerや従来のBusiness等の旧プランは順次提供終了が予定されています。)

プランの特徴を把握し、自社の運用体制やシステム規模に合ったプランを選ぶことが重要です。

項目Business Support +Enterprise SupportUnified Operations
主な対応対象本番環境のワークロード本番環境・ミッションクリティカルなワークロード複数アカウントを含む運用全体の統合支援
専任担当の有無なしありあり
応答時間の考え方深刻度に応じた一般的なSLAより厳格で迅速なSLA (事業停止時の最優先対応)最高レベルの迅速なSLAと包括的支援
問い合わせ手段AI応答 ・チャット・電話・メールチャット・電話・メール専用窓口

※ 各プランの正確な月額料金 (最小料金) や、障害時の具体的な応答時間は、改定や契約条件、リージョンによって変動します。最新の数値や詳細は、AWS公式のサポートプラン料金ページにてご確認ください。

Business Support + は標準的な技術問い合わせ向け、Enterprise Support は大規模システム向け、Unified Operations は運用全体の統合支援を求めるケースに向いています。

コスト・支援範囲・自社の運用体制を整理したうえで、AWS公式サポートと代理店サポートのどちらが適しているかを検討することが必要です。

AWS公式サポートに向いている企業技術問い合わせやベストプラクティス案内が中心 (設計・構築の実務は非対応)
AWS代理店サポートに向いている企業技術支援に加え、設計・構築から日々の運用実務、伴走支援まで包括的に対応

上記から、AWS公式サポートは設計・実装・運用が自社で対応できる企業向けであり、AWS代理店は社内のリソース不足や運用に不安がある企業向けといえます。

まとめ

AWS代理店は、コンサルティング・請求代行・技術サポート・運用代行といったサービスを、企業の状況に応じて組み合わせて支援します。一方で、直接契約やAWS公式サポートという選択肢もあります。自社の運用体制・コストの考え方・人材育成方針を整理し、それに合ったサービスを選ぶことが重要です。

まずは自社の課題や優先順位を明確にし、必要に応じて複数の代理店やサポートプランを比較・相談してみましょう。適切な選択を行うことで、AWSの活用効果を最大化し、安定したクラウド運用につなげることができます。

AWSの代理店をご検討の際は、多くの実績がある株式会社テクノプロへご相談ください。お客様の目的に合った最適な提案を行い、経験豊富なエンジニアが費用対効果の高いサービスを実現します。

監修者

テクノプロ・ホールディングス株式会社

ITエンジニアとして25年のキャリアを持ち、チーフマネージャーとしてテクノプロ・エンジニアリング社にて金融・商社・製造業など多業界でのインフラ基盤構築に従事してきた。2008年から2024年まで、オンプレミス環境でのストレージ・サーバ統合基盤の設計・構築を手掛け、特に生成AI・データ利活用分野のソリューション開発実績が評価されている。現在は技術知見を活かしたマーケティング戦略を推進している。